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●大阪へ行ってきました。

 年も明けてまもなくの1月6日、大阪へ行ってまいりました。去年のお正月にはソバ2さんとMakotoさんに来ていただいたのでこちらから突撃しました。私にしてはめずらしく、空の旅。新幹線と比べても航空券が特割で相当お安かったのですが、後で聞いたところ大阪便は特にお安いとのこと。というわけで予約しました。
 これが今回の搭乗券です。

 

 1月の6日は午前中まで仕事でしたので、仕事が終わった後、荷物と三脚を持って羽田空港へ急行です。インターネット予約&購入でしたので、浜松町の駅にて発券。上級クラスのクラスJは1000円で変更できますので、しようかとも思いましたが空席は通路側のみだったので断念。以前、シートベルトサインが点灯中はデジカメを使用してはいけないというルールを知らずに怒られました(恥)ので、今回は一眼レフカメラを携えて搭乗です。

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●初めて乗ります、ぐるぐるセブン

 さて、ご存じない方に説明しますと、ぐるぐるセブンというのはJAS(現JAL)に導入されたB777のことで、JAS時代は機体を虹のラインがグルグルと巻いていましたので"ぐるぐるセブン"という愛称がついています。
▼こんなヤツです。("僕は航空管制官2"より)

 現在はJASがJALと統合し、全ての機体がJALの新塗装に変わりつつあるため、私の乗った"ぐるぐる"もJALの新塗装になっていました。レジ(機体の個体の番号)は"JA010D"です。
 通常、JALのB777のエコノミークラスの座席は3人掛けの席が3つ並ぶ3-3-3("-"は通路)の9人掛けなんですが、元JASの777は2-5-2の変則的な9人掛け(規定により、緊急時の迅速な避難のために、通路までの座席は2席以内でなければならないと決まっています)、ANAに至っては国内線用のB777は3-4-3とかなり狭い座席配置になっています。
(資料はこちら)
 →JALのページ
 →ANAのページ
 この元JASのB777のエコノミーの座席だけが国内線用のB777で、窓際、通路際と並べる座席です。しかも全席にシートモニターがついているのです。

 それではさっそく、ごたいめ〜ん。(クリックすると大きくして表示します)

 最近飛行機に乗るときは、"肉の万世"の「万かつサンド」(Webはこちら)を買って乗るのですが、この日はどちらかというと「ハンバーグサンド」の気分。搭乗前に売店に寄ったのですが残念ながら「ハンバーグサンド」は売り切れ。しょうがないので「万かつサンド」を購入。飲み物はC1000レモンウォーターを持っていましたし、機内のサービスもあるのでそのまま搭乗。
 座席に座ってふと隣りのスポットを見ると 、B747ジャンボのクラシックタイプを発見。もう日本国内に数が少なくなっておりますので記念に撮影。レジはJA8141。B747-200Bですね。
(クリックすると大きくして表示します)

ふと右下を見ると貨物の積み込みが行われています。小学校時代の友人に羽田で働いている友人がいまして、今でも年賀状のやり取りをしています。その友人を思い出してパチリ。

するとまもなく搭載完了。

うぃぃぃ〜ん。
ユニークなモータ音がして、貨物室の扉が閉まります。後部の小さい手荷物用のドアも閉まり、プッシュバック開始となります。


●まもなく離陸。わくわくわくわく…

 と、年甲斐もなく(今年28ですよ、私は。)ワクワクしてしまうわけなんですが、そんな私を尻目に、後ろを退役間近のエアバスA300-B4(JA8369)が通過していきます。体をひねってパチリ。
(クリックすると拡大して表示します)
 私は常にカメラにはフジカラーのベルビア100を愛用しているのですが、こういう曇りの天候だとダメですね。ハイコントラストのフィルムなので、逆に色調がおかしくなってしまいます。
 ブーンと特徴ある振動がしてPW4094エンジンが始動します。タキシングを開始すると、2つ隣のスポットからB777-300が同時にプッシュバック。Outer-taxiway(外側の誘導路)をB777-300に先導されて海側のC滑走路南側、滑走路番号でいいますとRunway34Rに向かいます。

(クリックすると拡大して表示します)
 途中でスカイネットアジア航空の宮崎行き115便を待たせて先行。第2ターミナル南側のオープンスポットにはJALのA300が駐機中。こちらのレジはフィルムをよく見るとJA8471に見えました。調べてみると確かではありませんがJALのA300-B2のようです。(A300-B2は近距離型で、B4型は燃料タンクを増設した長距離型だそうです)
(クリックすると拡大して表示します)
 さて、先行のB777-300の離陸を待ち、34Rに進入。いったんエンジン推力を上げて左右のエンジンの推力がそろっているのを確認したあと、最大推力で離陸に移ります。
(クリックすると拡大します)
ぐおおぉぉおん!!
離陸して右旋回。離陸した後の羽田空港を望みながら、旋回して木更津上空に向かいます。

(クリックすると拡大します)
旅客機のルートは空港から出発するルート(SID:標準計器出発方式)、到着するルート(STAR:標準計器到着方式)ともに決まっていて、飛行機は方面別に決まったルートを通ります。この便は「ハヤマ2ディパーチュア」を選択。木更津の上でさらに旋回して三浦半島を横断し、相模湾に抜けます。

低空に垂れ込めた雲を抜けると上層の雲の間に富士山が見えてきました。(クリックすると拡大します)

しかし、強烈なクライム(上昇)のおかげですぐまた雲の中に入ってしまいます。しかし相模湾に出るに従って雲が薄れてきました。

 左から、八景島シーパラダイス、江ノ島を望みます。実は私は高校を出るまで江ノ島のすぐ近くに住んでおりまして(話すと皆さん似あわないだなんだ言うんですが)ちょっと感動しつつ、機体はさらに上昇を続けます。(クリックすると拡大します)

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●ベルビア100の真価か!?

 と、そんな仰々しい題名をつけるほどじゃないのですが、高度28000ftに達しますと、さすがに上層の雲の上に出ました。そのときの一枚。(クリックすると拡大します)

 いやー、さすがにキレイですね。これ、フォトショップで補正も何もしていません。縮小しただけでこの色が出るとは、やっぱりリバーサルフィルムはキレイですね。

 さて、ここらで喉が渇き始めた私。実は機内サービスがすぐ始まるだろうと甘く見て、タキシング中にペットボトルの飲料を空にしていたのですが、ところが。シートベルトサインも消え、サービスに移りかけたところで、ちょっとしたタービュランス(乱気流)。サービスどころではなくなってしまい、機長も降下を決断した模様。再び雲中飛行となり、CAさんも席につき、もちろん飲料も出てきません。しようがないので、「万かつサンド」をあけて食べる私。
 浜松のあたりで高度が下がり、晴れてきました。雲も消え、天候も晴れのようです。

 そうこうするうちにセントレア(中部国際空港)が見えてきました。

 伊勢湾を横断して…おやおや?アレは…近鉄の伊勢中川のデルタ線ですね。近鉄の線路は大阪-伊勢志摩方面と、名古屋−伊勢志摩方面との線路があり、伊勢中川で合流します。しかし、大阪-名古屋の直通特急などは進行方向が変わらず、単線の短絡線を通るのですが、こういうのが見えるととても面白いですね。

 さあどんどん高度を下げ始め、信貴山をこえて右旋回、大阪伊丹空港へのアプローチに入ります。

 巨大なジャンクションは大阪中央環状と高速13号の東大阪JCT、右の写真は学研都市線の淀川電車区のようです。

 淀川が見えてきました。

 芝島の浄水場を右に見て…


 STAR(標準計器到着方式)は「テンリアライバル」でした。
 ハイ到着…(ぉぃ)実はまだ現像していないのです。36枚取り終わっておりませんで・・・代わりに日本橋で食べたキャベツ焼きの写真でも...

ごちそうさまでした。Page2へつづきます。

つづく