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京葉・武蔵野線 ダイヤグラムについて

第2回(5/29)
■実際に京葉線の運用を調べてみる

 さて、第2回ですが、1回目からすでに1ヶ月が経過してしまいました。ダイヤそのものは順調に組み立てているのですが、テキストを放り出していたもとい、運用を書いたメモを紛失もとい、しっちゃかめっちゃかになりましてー、作業机周辺を掃除していた折に発見しまして、こうして忘れないうちにテキストを書いているわけでございます。

 発見したメモには私が4月の3日、14日から16日まで、京葉線の列車を観察して、列車番号の○○Yまたは○○Aには○○系が入ってるということが記してありました。以下にそれを写します。
 

 

 4/3
 67 205系 元ヤテ車
 07 205系 京葉オリジナル
 57 103系
 54 103系
 63 201系

 11 205系 京葉オリジナル
 4/14
 13 205系 京葉オリジナル
 05 205系 京葉オリジナル
 83 201系 K2編成
 03 205系 京葉オリジナル
 63 205系 元ヤテ車
 69 201系 71編成
 57 201系 54編成

 11 205系 京葉オリジナル
 
 4/15
 85 201系 K3編成
 05 205系 京葉オリジナル
 03 205系 京葉オリジナル

 83 201系 K2編成
 67 103系
 69 103系

 63 205系 元ヤテ車
 13 205系 京葉オリジナル
 4/16
 69 103系
 59 103系
 15 205系 京葉オリジナル
 67 205系 元ヤテ車
 

 これでメモは終わりですが、これを見ていくとある法則性が見えてくると思います。まず、201系の編成ですが、 入っている運用番号が63、83、69、85、83となっています。参考文献によれば京葉線の201系は分割併合可能編成がK1〜K4+51〜54編成の4本、分割併合不可能な71〜73編成の3本、計7本が新習志野の京葉車両センター(元京葉電車区)に所属しているとのことです。先ほどの番号から見ると69は71編成、85にK3編成、83にK2編成が充当されていました。また54、57、59、63、67、69運用には103系、205系山手転属車も充当されているところから、51〜の運用には103系、201系貫通運用車、205系山手転属車が使用されていると推測されます。また03、05、07、11、13、15運用には京葉オリジナルの205系(110キロ対応車)しか充当されていません。結論からすると、
01〜1X(いくつまでかわかりません) 205系京葉オリジナル車
51〜69 103系、201系貫通運用車、205系山手転属車
81〜85 201系分割可能車
ということになります。
 念のため前述の鉄道ファンを参照すると、
0〜10代 205系110km/h対応改造車限定
50〜60代 103、201、205系
80代 201系分割運用車
となっていました。推測どおりですね。

■調査の結果をふまえてある程度の運用を決める
 千葉支社長のN'EX氏と話し合った結果、朝、京葉線に蘇我で外房線、内房線から入れ込んでくる通勤快速は外房線からの列車にし、201系で勝浦始発の6両と成東始発の4両が誉田で併合して東京までやってくる列車を再現することにしました。上りの通勤快速は2本設定したのですが、1本は始発に近い時間で…2本目の外房線からの直通列車は東京に着くのは11時ごろになっているんですが…
 ということはこの列車は201系を充当せざるを得なくなり、201系の限定運用になったわけです。このマップの蘇我から先は内房線、外房線方面から来る列車用にちょっとした長さの引き上げ線と駅を設置してありますが、この列車に使用する201系は、この駅から朝、出区し、さらに、夜、この駅に入区させなければなりません。しかも現実は81〜85運用の3本、それ以上の使用本数にしたら現実性がなくなってしまいます。
 通勤快速の直通運用がなくなってしまった内房線には、君津までの直通快速を設定することで対応し、車両は205系の京葉オリジナル車を使用しようと思います。

参考文献
鉄道ファン2005年2月号より


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