●ぱいろん&えんじん(2004.9.12)
前回の内容になったエポキシ樹脂ですが、近所の模型屋さんの店員さんが言うにはあまりおすすめできないとのこと。でもいいです。やってみますといってとりあえず注文してきました。とりあえず在庫確認が終わるまでは別の作業をしようと思います。 |
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1ページ目でずいぶん取り上げた、パイロンとテールコーンのスキマの話。エアラインモデルを主な内容としているWebページ管理者の方の話だと、確かに気になるらしいです。カウルとの間の処理に困っていたりします。この写真でいうとこの矢印のところですね。このテールコーンの曲線が2枚目の細い線のところ、ココが面のようになってつながってますね。その曲面がそのままカウルの奥までつながっているわけで。んー、どういうパーツ構成にしたらいいんでしょ。
ちょっと考えようと思います...
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※エアラインモデルWebの方
前頁の掲示板引用記事のところにあったURLのWebページです。 |
●パーツの分け目を探す(2004.9.14)
さて、ちょっといろいろ考えてみました。三推社、講談社刊の"The旅客機"のボーイング777のエンジンの写真を見てみました。もひとつ、イカロス出版の"Boeing777"も。それを見ると、JAL(現JALインターナショナル)、JAS(現JALジャパン)の双方の777-200、それとANAの777-300のエンジンは、テールコーンとパイロン接続部(9/13日分の写真の赤い曲線の部分)が、焼鉄色。対して、ANAの777-200の"その"パーツはパイロンと同じ色。Mr.カラーで言うと"グレーFS16440"って奴ですね。もし焼鉄色だったら、パイロンの焼鉄色の部分を切り取って別パーツにしてしまうんですが。
まー、同じ色でもモールドのところで別のパーツにして後付けでもいいんですけどね。と、いうわけで別パーツにできそうなモールドを探しまして。そしたらこんなんなりました。
もし、やるとしたら、角の部分にピンバイスで穴を開け(中が中空だから両側からやれば問題ないですね)、少しづつ切れ目を入れていけば何とかなるかと。手元にある最細ドリルは0.3mmの細さのもの。と思って当ててみたら意外と0.3mmって太いんですね。これはデザインナイフで少しずつ切っていくのが順当かもしれません。
と、いうわけで、30分ほどかけて切りました。パイロン本体側にはポリパテを詰め込みます。エンジン側は、エンジンとの間をポリパテで接合し、テールコーン後部には排気を"整流する?"なんて呼ぶのか分からないパーツをつけます。左図に描いたパーツです。このパーツは単独で作って、複製しておくと便利かも。次回は接着時の位置あわせのピンをつけるか否か、ちょっと考えます。
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※ベストカー:編「The 旅客機」
三推社,講談社からのMOOK。1900円也
※イカロスMOOK
「Boeing777」
前ページ参照。 |
●再度仮組み(2004.9.17)
パテをモリモリする前に、再度仮組みして、パイロン下部のパーツとテールコーンを接着してしまうことにしました。左の写真はエンジンパーツを仮組みしたところですが矢印のところに図のような形状の細長いプラ小片を挟み込み、その間に接着剤を流し込んで固定します。下の写真がt=0.3mmのプラシートを挟んで、樹脂系(サラサラタイプではないほうですね)のプラ用接着剤で接着したところです。この状態で明日まで放置し、はみ出しているところを切り取ったあと、プラシートの積層で形成するか、ポリパテで形成するか決めようと思います。
さて、ココまで書いてきて、ポリパテポリパテといっておいて、プラに路線変更するのは、素材の違いや、プラへの食いつきの悪さにけっこう嫌気がさしているのがあります。いくら表面処理してもどうにも継ぎ目が消えなかったりとかそういった経験があったりしまして。どこまでポリパテを手なづけることができるか。難しくなってきたような気がします。
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●隙間を埋める(2004.9.18)
一晩経ちました。マスキングテープを外すとしっかりくっついているようです。仮組みから外すときに外す方向はパイロン下部をいったん下側に引っ張って外すことを考えていたんですが、パーツの合わせ目ラインのジグザグになっている部分がつっかえになってしまいました。結局、テールコーンを回転させて外しましたが、これではパイロンパーツとの接続部分に位置あわせのピンを真鍮線で設けるのは不可能のようです。
見るとあちこちにスキマがありますので、プラ小片で隙間を埋めていきます。やはりプラ同士の強度的な接着はラッカー接着剤による溶着が一番強度が高いような気がします。瞬間接着剤は強度は強いように見えて、ちょっとした拍子にボロっといってしまうんですよね。どうにも信用がならなかったりします(苦笑)このまま明日まで放置し、接着剤が乾燥するのを待ちます。
さらにパイロン前方にパイロンのラインと面一にするためにt=1.0mmプラシートを2層にして貼り付けます。この状態でエンジンは作業ができませんから、明日まで放置します。本当は3日間ぐらいほうっておいたほうがいいんですが。 |
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●埋める窓の印をつける
イカロス出版の"プログレッシブ・ビッグ・ツイン Boeing777"を参照して、埋められている窓を特定します。特定される機体のレジは"JA701A"、説明には国内線専用機とありますので、他の国内線専用機の反対側の写真を見れば、窓配置もだいたい同じなのではないかと見当をつけました。インストと見比べて間違いがないかチェックして、機体の内側の当該の窓付近に▲印をつけました。ポリパテを使用して埋めますが、あまり少量のポリパテを調合するのも難しいので、上記のエンジンパーツの乾燥を待って、こちらも一緒に作業を再開したいと思います。
ところで空港などで機体を見るとモデルプレーンのようにキレイに窓が埋められている機体はひとつもなく、だいたいはボディ面より一段下がって窓埋めパーツとなっているように思います。いったんポリパテで埋め、埋めた部分をいったん取り外し、瞬間接着剤でうまく再固定してやれば段差にならないかなと思ってます。
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※資料
イカロスMOOK「プログレッシブ・ビッグ・ツイン Boeing777」
イカロス出版からの旅客機誌。
クリックすると、"イカロス出版"Webページにジャンプします。 |
●エンジン整形&ポリパテモリモリ(2004.9.19)
昨日やってましたエンジンパーツ。接着剤が硬化しましたので、整形に入ります。現物あわせで整形するとこんなんなりました。
なかなかどうして、けっこうしっくり来てますね。これからココにパテを盛ります。
一部情報では、ポリパテの主剤と硬化剤を混合するときに、瞬間接着剤をたらすと食い付きがよくなるとかならないとか。
過去のホビージャパン等の文献を探してみましたが見つかりませんので、ココは通常通りにポリパテをネリネリします・・・と、その前に。反対側のエンジンもこれまで述べてきたように工作します。 |
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